Yani Lee氏(Asia Beat、TechCrunch深圳、Shift and Barsaといったアクセラレータとスタートアッププログラムへのエコシステムビルダーおよびアドバイザー)、KDVホールディングのAndrew Vranjes氏とTom Duncan氏、それに香港を拠点とする投資銀行およびプライベートエクイティのベテランであるSung-Min Chung氏がパートナーになっています。 東南アジア旅行市場の大きな成長が見込まれる中、とりわけ東南アジアの有利な人口動向、急速な都市化、会社のユニークなビジネスモデルによる収益増加、OTA(オンライン旅行代理店)立ち上げのための「Shopify」ソリューションの提供などは、投資家が台湾の新興企業をサポートする決定的な要因となっていると考えられ、 ベンチャーリパブリックのCEOである柴田啓氏は、「OTA分野で15年間以上仕事をしてきましたが、TravelSkopeほど革新的なビジネスモデルは見たことがありません。新興市場でこのグループが根本的に旅行業界を変える本当の好機です。」とコメントしています。 TravelSkopeは、シンガポール支社を立ち上げ、東南アジア市場への進出を計画しており、本資金調達への投資家でもあるPinehurst Advisors社からCFOとしてTiffany Wu氏を迎え入れました。TravelSkopeは、本資金調達を通じ、東南アジアにおけるより多くのパートナーを獲得して、本社拠点の台湾以上のビジネス展開を目指してまいります。なお、現在、台湾の2大主要航空会社のなかの1社およびeコマースのトップ3社が顧客に含まれております。 パートナーが顧客に提供したいサービスが柔軟に選択できます。 TravelSkopeのソリューションの特長は、文字通り「一夜で」OTAを立ち上げられることです。このソリューションに繋ぐだけで、ソリューションが提供するレンタカー、ホテル予約、航空券発券などのサービスを選択して簡単にOTAを始めることができます。このソリューションは完全に自社開発のもので、業界相場の数分の一のコストで価格設定されていることも特長の一つです。 共同設立者で社長のピーター・チェンPeter Chen氏は、「当社のOTAソフトウェアによって、メディアやeコマース企業が既存の旅行会社やOTAと直接競争できる公平な機会が提供されます。現在、メディア企業は委託を通じてだけ収益を上げるのですが、今後、旅行関連取引のすべての経済的価値を獲得することもできるでしょう。」と述べています。 なお、TravelSkopeは、2013年設立後、Hellowings.comとSavvytickets.comを立ち上げ、2016年にPinehurst Advisors、KK Fund、COENT Venture Partnersからシード資金を調達しています。 YesTrip(左)とSavvyTickets(右)はTravelSkopeを利用した、全自動オンライン旅行代理店です。
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